動物専用の尿検査機器(画像上)を新たに導入しました。
こんな時代なのか、徐々に動物医療にも【動物専用】が浸透してきつつあります。
いまだに、大半は人医療で使用される商品を獣医師は使用し、結果を参考にしています。
今回は【動物専用】尿検査機器の導入により、IRISのステージ分類に沿ったUPC判定、尿の希釈・濃縮に影響されずに蛋白尿のスクリーニングが可能になりました。検査項目数も増えております!ゆえに尿検査費用も上がってしまいました!申し訳ありません!
また【猫専用】の血液検査による炎症マーカーの測定機器(画像下)も導入しました。
C反応性タンパク(CRP)および血清アミロイドA(SAA)は感染症や組織損傷や炎症性疾患で血中濃度が変動する急性相蛋白です。
これらはそれぞれイヌ(CRP)またはネコ(SAA)の炎症マーカーとして利用されています。
CRPは犬では当たり前に検査されるようになりました。人医療でも測定されております。
こういうマーカーは獣医師、医師にとって診断の手助けになる重要な検査マーカーになります。しかし猫にはそれがなかった。。。正確には院内で迅速結果を出すことができなかったのです。(外注すれば検査できます。)やはりすぐ知りたいですよね(笑)
ということで、長年我慢しましたが、ついに導入です!
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